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小学校4年生ぐらいからなんとなく塾へ通いはじめるというご家庭が多いようです。漠然と受験するかどうかわからないけれど4年生ぐらいからは通っておこうか・・・だとか、周りの生徒がどんどん入塾する流れに流されてうちの子もそろそろ・・というご家庭も多いような気がいします。
なんとなくで通った進学塾。実は結構本格的で難しい!?
うちの子は小学2年生から某塾のスーパーキッズというコースから数年間通っています。この塾はどちらかというと学習スピードが速く、毎月も模擬テストをするのですが、だいたい3年生ぐらいのテスト問題ぐらいから親が見ても受験ばりばりのかなりひねった問題が当たり前のように出るようになります。
4年生からなんとなく進学塾へ入塾したという人の中では、入塾テストを兼ねた塾の模試を受けて、ショックを受けているような親御さんもいるかもしれません。
でも、そもそもが受験対策自体が落とすために文科省の学習指導要綱ぎりぎりのところで頭をひねるような問題を出しているわけですから、4年生の塾の模試テストで成績がさんさんたる結果で合ったとしても、決してお子さんを攻めてはいけないし、中学受験をあきらめる必要はないと思います。
だいたい模試の問題は例えば数学では3部構成になっているとイメージしてみてください。
1番目は基本的な計算力の問題。
四則演算や分数、といった計算問題。これは小学校の勉強をしっかりしてさえいれば、誰でもがんばれば満点が取れる問題。
2番目はちょっとひねった文章題だとか図形などの応用問題。
これは塾でその時のタイミングでやっている学習の進捗度に応じて、文章題のボリュームが多かったり、表やグラフに関する問題が出たり、確率なんかをちらっとさわったような問題が出たりする感じしょうか?
ここは塾できちんと解き方や考え方なんかを習ってトレーニングしなければ解けない問題が多い感じがします。
そして3番目は2番目の応問題。
この問題は、ほとんど落とすための問題に見えます。大人でも少しじっくり感がなければ解けないような問題も多々あるように個人的には思います。
だいたいこんな感じだと想像してみてください。
初めて入塾テストや模試なんかで、お子さんが50点以下の点数をとったとしても、逆に、基本を押さえてこれだけ点数が取れたという見方をしてあげてお子さんを褒めてあげるべきだと思います。
テストというのものは、点数によって評価する客観的にもると結構残酷な仕組みだったりします。
子供心にテストの点数が悪いと自分の人格までも否定された気持ちになるのは当然の流れ。
そもそも中学受験対策の模擬試験で出される問題は、いじわるで癖のある落とすための問題が6割以上を占めていると割り切って、逆に「これだけ問題とけてすごかったじゃん!」と声をかけてあげましょう。
テストで1点でもとれることが素晴らしい事だ!とお子さんを励ますことで、テストアレルギーを回避して、逆にクイズ問題を解くようなモチベーションにもっていってあげた方がお子さんの学習意欲は伸びると思います。
仮に中学受験で志望校に合格できなかったとしても、高校受験、大学受験とこうしたお子さんのチャレンジする姿勢を養うのに、「褒めて、チャレンジ精神を刺激する」を続けることは意義あるであると言えると思います。
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