中学受験を検討しているご家庭におすすめの実践的な入試問題を解くアプローチ方法や論理的な考え方などがちりばめられている3冊です。数の性質、文章問題、図形問題それぞれこういう問題が出題されるという事例が体系的に整理されていて、さらに考え方のポイントなども分かりやすく書かれています。お子さんがこの本を見て自律して学習できるレベルであれば非常に心強いかぎりですが、まずは親御さんが入試の算数はこういうものだという理解をするためにはいい本だと思います。
posted by 管理者 コメント 0
桐杏学園 ¥1404
・数の概念や桁の概念、1から100の数字の面白い特性や1から100のマトリスクにならべたときの四則演算の面白い性質
・整数、少数、分数の基本概念
・偶数と奇数や約数、公倍数、友愛数などの数の不思議さ
桐杏学園 ¥1404
・和と差の問題
・割合の問題
・速さの問題
・規則性の問題
・いろいろな文章問題
・新しい傾向の問題
桐杏学園 ¥1404
(平面)
基本図形(三角形とか四角形とか円とか多角形といった基本概念)
図形の見方(合同、対象、相対)
図形の面積(求積)
図形の移動(グラフとか回転、平行移動)
(立体)
基本図形
立体の求積
立体の見方と変化
こちらも本も初版が1988年というものですが、脈々と受け継がれている中学受験の算数についての実際の傾向などは見るに値する内容だと思いました。
ゆとり教育前の本は小学生でもここまでやるんだ!と結構難しい内容の用に覆いますが、実際に進学塾へ通い始め、マンスリーテストなど出題される問題は多くがこの本に準ずる内容になっているように思います。
進学塾の先生は、受験問題にも時代のトレンドがあるという話を良くされているのを聞きますが塾も商売であるからこそ、そいうのだと思いますし、対する学校側では受験担当の先生というのは毎年順番が回ってくるやっかいな物だったりします。当然自分勝手に独創的な問題を創るようなリスクを犯しながら時間を津安サラリーマン先生って多くないだろうし、過去問を研究の上、手を加えるというのが人というものだと考えると、こういうテキストを3セット自宅のリビングやダイニングに於いておいて、お子さんが塾などで躓いた時にどの分野でテコ入れ・サポートしてあげればいいのか親御さんが理解する上でも役立つのではないかと思います。
情報共有する