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午後入試を設けている学校では2科目受験のところが多いようです。

2015年以降、2016年もそうですが、国語、算数、英語の中から2科目選択して受験する方式を採用した有名校などもちらほらと出てきているようです。
2015年には、桐蔭学園中学校（男子部、女子部）、東京都市大学付属中学校でも英語・算数・作文（日本語）によるグローバル入試を実施するそうです。
2016年度以降、英語入試を取り入れたグローバル入試という名のもと、各校4科目受験との差別化をながら優秀な生徒を取るための施策を打ってきているといえそうです。
4科目受験よりも2科目受験の方が確かに負担がすくないですが英語を含めた2科目選択、または作文などといったものを採用する学校も出てきそうですが、ベースにあるのは考える力と基礎体力をまずはつけるとだと思います。入試科目によって志望校の選び方が大分変ってくると思いますので、お子さんにどんな子になってほしいか、まだどの中学校に行きたいか、実際に学校説明会だけでなく、学園祭などにも実際におとずれたりしながら、お子さんが行きたいと思う学校を志望校として、科目対策する順番が正しい順番かもしれません。

ちなみに英語入試を採用されている学校は2015年現在で以下のようです。

【男子校】聖学院･英語入試。

【女子校】大妻嵐山･セレクト、佼成学園女子②A〈選択〉、実践女子学園GSC〈選択〉、白梅学園清修①AM/PM〈選択〉、聖和学院②〈選択〉、東京女子学院①AM〈選択〉･同②AM/PM、富士見丘WILL･2日AM･3日〈いずれも選択〉、文京学院大学女子①・②･③〈いずれも選択〉。

【共学校】かえつ有明①PMプラウド特待〈選択〉、加藤学園暁秀バイリンガル、暁星国際全回入試〈選択〉、公文国際学園A〈選択〉、順天③A〈選択〉、城西大学附属城西GA①AM/PM･GA②〈いずれも選択〉、帝京全回入試〈いずれも選択〉、新渡戸文化①PM〈選択〉、目黒学院①〈選択〉、目白研心2/3特別。

なかでも、かえつ有明（東京都江東区･共学校）、公文国際学園（神奈川県横浜市･共学校）などが英語入試を導入したことが、中学入試の人気動向に与えた影響は少なくないでしょう。

上記の英語（選択）入試の実施校の顔ぶれからは、先頃「SGH（スーパーグローバルハイスクール）」に指定された佼成学園女子（東京都世田谷区･女子校）、順天（東京都北区･共学校）、公文国際学園のほか、「SGHアソシエイト校」に位置づけられた富士見丘（東京都渋谷区･女子校）、暁星国際（千葉県木更津市･共学校）などが、すでに一般入試に英語選択を導入していることがわかります。

2016年より以下の学校も英語入試を実施することを公表しているみたいです。
郁文館（東京都文京区･共学校）、工学院大学附属（東京都八王子市･共学校）、神田女学園（東京都千代田区･女子校）

2科目入試の学校にはどのようなところがあるのでしょうか？
また受験において負担の違いや不利な点などはありますか？

ご質問ありがとうございます。

ここ最近は圧倒的に4科目入試が多いと言えます。上位難関校が4科目入試であるという点で偏差値でいうと中の上ぐうらいの人気校は大体4科目入試だと思います。小学生から4科目の入試っ！とお子さんの負担を心配するご家庭もあるかもしれませんが、「 実学主義と教養主義これからの時代に求められるものはどっち!?」の記事にも書いたとおり、これからグローバルな社会で活躍するためには、教養重視な基礎体力を幅広く学び、視野を広げるという点で4科目入試を採用している学校が多くなっているとのだと思います。
午後入試では2教科の学校もありますが、多くの学校が2日に分けて受験したり、受験時間が午後までという一部の学校もあるようです。
お子さんにとっては確かに負担になることだと思いますが、基本強化の国語（読み解く力）と算数（論理的に探索しながら考える力、計算力）この２つの強化を受験に際して低学年、中学年からトレーニングし、理科、社会については本格的な対策をする高学年になってから志望校に合わせて対応する形でも十分なのではないかと思います。人それぞれ、お子さんもそれぞれ異なると思いますが、こちらで参考になれば幸いです。