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受験対策に公文は有効?3歳から5歳で始める基礎体力 みんなの受験情報


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私の家では、3歳から6歳まで3年間公文に通っていました。ちょうと足し算からはじまって、分数の掛け算割り算まですすんだ形ですが、小学校の夏休みから早稲田アカデミー、栄光ゼミナールの体験学習をトライして、夏期講習にかよってから公文をやめて早稲田アカデミーのスーパーキッズコースに通いはじめましたが、公文式と中学受験対策という観点で我が家の経験を紹介させていただきます。

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公文と中学受験:公文式は基礎体力・自立学習の練習と成果の場としては使える

公文は反復型学習で、計算方法や暗算方法をなんども繰り返し行うことがベースです。お子さんによってはどんどん次のプリンとへ進むことが楽しいというモチベーションが持てないとなかなか続かない方もいらっしゃるかもしれません。

当然、家庭学習が中心となります。公文の方では、あらかじめ計算の方法などを教えてくれますが、家に持ち帰る宿題プリントを以下に継続的に解いてまた公文に通うという繰り返しです。

我が家では、3歳から勉強というか学習に打ち込み習慣をつけるという意味で通いはじめたのですが、正直家で主人や私もかなりのフォローをしています。

2ケタ足し算から3桁足し算引き算など新しいプリントに移ると子供はやはりつまずいてしまうのです。そこでモチベーションを落とさず、きちんと効率的に楽しく計算できる方法なんかを自分の子供の興味関心事に近づけて親がサポートしていた感じです。

ですので、プリントやりなさい!とか、プリントやったらゲームしてもいいから・・・。みたいな安易な形で通うのならお子さんが長続きしないかもしれません。

内の子も複数桁の足し算引き算、掛け算や分数など何度も躓きましたが、その都度、苦手意識がつかないように、算数がきらにならないように、サポートしてきたつもりです。

以上が、公文式の我が家のケースとなりますが、まとめると、3歳ぐらいから学習の習慣をつける。ちょっとしたゲーム感覚で、毎日継続するという自立学習の基礎をつくる。という点では公文は非常に有益な塾だと今でも思っています。

中学受験対策には計算や読み書きの他に、思考する、物事の仕組みや摂理を考えるという力が必要だという実感

公文式を1年生までやってきて、我が家でも中学受験をどうするか徐々に意識するようになりました。周りのご家庭では、4年生ぐらいから本格的に考えるという方が多かったのですが、1年生ぐらいになって分数などまで進み、徐々自我が芽生えてくると、子供の方は反復学習という繰り返しにだんだん集中力がつかなくなってきたようです。
そこで、1年生の夏にいわゆる中学受験予備校とうか塾に体験入学してみることにしました。

はじめは近所の早稲田アカデミーの体験教室。数日授業を体験し、最終日に国語と算数の模試をやったと記憶していますが、公文式の計算力だけではとても解けない考える問題の多さに、とうとう受験のフェーズにはいったなぁ。とつくづく思い知らされたりしたのが記憶に新しい限りです。

国語の問題、算数の問題もそうですが、これを4年生、5年生の2年間でマスターするの?と考えると、小学生の子供にとって非常に負担になることは明らかです。ということで、1年生の2学期から中学受験対策校のキッズコースに通い、我が家では公文を卒業することになりました。

中学受験対策に公文は有効か?

これは一概には言えませんが、算数については、それなりのメリットがあると言えると思います。
受験問題では前半が絶対点数を落としてはいけないような計算問題、中盤が文章を計算式にして答えを出すような文章題、後半が設問の問いかけを理解し、探索型で法則などを見出して計算して答えるような難難易度の高い問題という構成になっている学校が多いようです。
そういう意味では、暗算や計算力の基礎力があるというのは限られた時間内に問題を解くという点で非常に有効であると言えます。計算するだけに意識が集中してしまっていると考えるような論理的問題を読み解く意識が薄れてしまうことも事実だと言えます。
そういう意味では公文式などは基礎体力をつける幼少期に、小学校に入学し低学年であっても、受験を意識しはじめるようであれば、受験対策校のジュニアコースなどで、基礎体力から考える力を意識できるようにするのがいいのは?というのが我が家での感想です。

これはあくまでも我が家でのケースなのですが、お子さんやご家庭の環境はさまざまなだと思いますので、我が家のケースが少しでも参考になれば幸いです。

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